本校は東区において、生徒指導、部活動指導を充実させつつ、名実ともに進学校として、多くの受検生から選ばれる学校となるために『単位制』を導入しています。
本校の目指すべき姿のグランドデザインは
『進学を重視し、個性に応じて、生徒一人ひとりの進路希望を叶える単位制』
です。
単位制とは? 単位制の高校とは、学年の枠にとらわれず決められた単位を修得すれば卒業を認められる高校です。
自分の学習計画に基づいて、自分の興味・関心等に応じた科目を選択し学習できます。
進学型の単位制とは? 国公立大学や難関私立大学にも対応したカリキュラムとなっています。
また、本校では難関大学だけではなく、それぞれの進路に応じた専門的・教養的な講座・科目も設定しています。
東陵高校の単位制における教育活動とは? (1) 基礎学力の確実な定着を図り、個に応じた学習指導を実施する。
ア.国語・数学・外国語(英語)を中心に、少人数授業や習熟度に応じた指導を展開する。
イ.多様な進路希望に対応する学校設定科目を開設し、進路実現を目指した教育活動に努める。
ウ.主体的な学習態度を育むため、基礎・基本や体験活動を重視した学習指導の充実を図る。
(2) 生徒の多様な進路実現を目指す、進路別学級編制を実施。
ア.進路別学級編成による効果的な進路指導を実施する。
イ.生徒同士が進路実現を目指して切磋琢磨することにより進路意識の高揚を図る。
(3) 社会に貢献できる人材の育成を目指す、充実したキャリア教育の実施。
ア.主体的な進路選択を促す、充実した進路ガイダンスを推進する。
イ.望ましい職業観・勤労観を育てる、インターンシップやボランティア活動などの体験的な学習を実施する。
ウ.進路意識を高める、高大連携(大学等へのフィールドワークや出前授業等)を実施する。
エ.職業観を育成するためにOB・OGを招いての体験講話などを実施する。
普通科単位制と、単位制ではない普通科とはどこが違うの? 単位制ではない普通科高校と比べて、教員が大幅に増員配置されていますので、少人数指導や習熟度別授業によるきめ細やかな指導を行うことができます。加えて、本校の場合は、同じ進路目標・興味・関心を持った集団で授業を受けることができるため、学ぶ意欲が湧いてきます。
単位制と総合学科との違いは? 普通科単位制も総合学科も多数の選択科目の中から自分で科目を選択するスタイルは同じです。異なるのは、開設している科目の中身です。普通科単位制では普通教科・科目を多く開設しているのに対して、総合学科では、商業や福祉などといった専門科目を幅広く開設するところが主な違いといえます。
単位制の高校でのホームルーム活動はどうなるの? 1年次では、必修科目を中心に履修するため、ホームルーム単位で授業を受けることが多くなります。2年次からは、選択科目の割合が高くなり、クラス全員が同じ科目の授業を受ける時数は確かに減りますが、ホームルーム活動は学校生活の基本であることに変わりありません。本校では、学校行事などの活動を中心に、同じ進路目標の達成を目指す仲間とともにチームワーク意識が高まるホームルーム活動を大切にしていきたいと考えています。
選択科目は、全部自分で決めなければならないの? 最後は、生徒本人の意志によって決定します。この決定には、生徒一人ひとりが自分の将来を考え、自己の目標を探すことから始まります。それと並行して、目標設定や選択科目の決定の手助けとして、担任や学年の先生と何度も行われる個人面談があります。その際には、進路目標に応じた選択科目のモデルケースを提示しながら、間違いのない選択科目ができるよう配慮して行います。
推薦入試を行うのですか? 平成25年度入学生から推薦入試を行っています。募集人員は、定員の20%程度となります。
その他の特徴は何ですか? 2年次からは、一人ひとり異なる時間割になります。
科目ごとに異なる教室へ移動して受けることが多いです。
科目によっては、2年次と3年次の生徒が一緒に学ぶものもあります。