東陵生の日常
令和6年度「探究ポスターセッション」を開催しました!
2/6(木)の5,6校時(13:00~14:30)に、「探究ポスターセッション」を開催しました。
※ポスター作成は探究局の狩野さん(3年)です。
このイベントは、1,2年次生が今年度の「総合的な探究の時間」の中で取り組んだ成果を発表するものです。
東陵高校では、世の中で問題となっていることについて、自分たちに何ができるかを考えていく探究活動を行っています。
各年次が取り組んだ探究テーマは、以下のとおりです。
★★★ 発表テーマ ★★★
〔2年次〕
社会 / 情報・メディア / 福祉・健康・看護・医学 / 環境・エネルギー・科学技術 / 地域 / 教育 / 芸術
〔1年次〕札幌市東区の各ジャンルについての探究
自然 / 医療 / 教育 / 芸術 / 生産・消費 / 食料 / くらし・生活
探究課題の大分類の中から、生徒たち自身が選んだテーマの一部です。
・少子化なのになぜ待機児童が減らないのか?
・日本景気をよくするためには? ~不景気の中でお金を稼ぐ方法
・東区をより栄えさせるためには?
・なぜ虐待が減らないのか?
・科学的根拠に基づくストレス解消法 ~1/f ゆらぎの効果
・国家間の教育格差を埋めるには?
・救急車が有料になる!?
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高校生という立場で社会課題に向き合うことは想像以上に難しく、自分たちに何ができるかわからなくなってしまうような場面もありましたが、各グループで自分たちなりにできることを考えながら探究の成果を発表していました。
★★★ 作成したポスター(例) ★★★
発表に使った生徒たちのポスターの一部です。
調べてみて情報をたくさん得ることができましたが、それらを全て伝えても人は理解してくれません。重要な情報をポイントを絞ってまとめるために、苦労しながらポスターを作りました。(実際に壁に貼られたポスターを撮影したものなので、少し見えづらいですが・・・)
※画像をタップすると詳細が確認できます。一括で閲覧する場合は→探究ポスターセッションPDF【完全版】.pdfをタップしてください。
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「どうすれば自殺者を減らせるのか」 |
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「救急車を有料化するとどうなるか」 |
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「 高校生が抱える健康問題」 |
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「なぜディズニー映画はヒットしたのか」 |
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「なぜ子どもの虐待は減らないのか」 |
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「トゥル髪になるためには」 |
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「音楽が私たちに与える影響」 |
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「なぜ予防注射を怖いと思う人がいるのか」 |
★★★ 発表後の生徒のコメント ★★★
【発表への評価】
・身近で流行していたコロナウイルスでしたが、知らなかったことも多く、新しく学べることが多かったです。
・同性婚の話を聞いて、少ししかなかった知識とかが広まってより同性婚について考えられた。
・募金という私達の行動の一つで医療や学習に対して解決の糸口になる事がわかりました。誰も見かけたら簡単にできる行動で積極的に信頼できる機関に私もしてみようと思いました。
・紙じゃできないような演出をクロームブックでしていて発想がいいと思う。質問もスラスラ答えていてすごいなぁ...。
・東区の大学と農業を組み合わせて考えてるのがとてもいいと思った。そして東区の大学の数が結構少なかったのも知ることができた。
・看護師は自分の将来の仕事の一つだったから働いている人が少ないということを初めて知った。なんで少ないのかということも質疑応答の時間とか発表を聞いてよく理解できた。
・班員一人一人が熱く語っていて貧困の解決に貢献したくなった
・高齢者のセルフレジ使用率について、セルフレジを使用しない人が多くいることに驚きました。
・外部の人にインタビューなどしていて情報量が多かった。
・クイズ形式でユーモアのある発表に引き込まれた。
・情報は、たくさん集められていて深く知ることができたが、ポスターが字でびっしり埋まっていて特に伝えたいことがわからなかった。
・内容の具体性や時間配分はとても正確的でよかったが、もう少し声を大きくするとより良い発表になると思った。
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→新しい知見に触れ、世界の広がりを感じている生徒が多くいました。また、発表の仕方についての学びも多く、改善点の指摘も見られました。
【感想や反省、次年度へ向けての展望】
・情報量が少なかったり、早口で喋ったりだったため、2年次の探究では堂々と満点と言えるように、お互いがんばりましょう!
・最初はどうなることかと思ったけど、それぞれ自分でやらなくてはいけないことを探したり意見を言い合ったりしていたから、良いポスターができたと思います。とても良かったと思いました。
・当日にクイズを入れることが決まったり、学級閉鎖で総合の時間がなくなった放課後や休み時間を使わないと完成することが難しい状態だったけど、すごく良いポスターを作れたと思う。
・最後まで協力して情報を集めたり色々考えたりして楽しかったし、いい経験になってよかった。
・時間が余ることを考えて発表の言葉を長くしたり、時間が余ってしまったとき全員がすぐ何を言おうかと考えていたので良かったと思います。
・お疲れ様でした 3人で作り上げた探究は最高でした。
・みんな一生懸命考えて、協力もできて、準備から何まで、とてもいい発表になりました!!聞き手にとってどうしたら見やすいかも考えて、放課後でも残って作業してたくさん工夫ができて良かった!!みんなお疲れさまでした!!!
→苦労しながらも全員で力を合わせた経験が、自分たちの財産になったことが語られています。次年度に向けての展望を述べるコメントも多く見られました。
次年度も探究活動は続きます。
先の見えない時代を生きる生徒たちが、自らの力で自分の未来を切り開いていくためにも必要となる力を、探究活動で身に付けていきましょう!