総合的な探究の時間
東陵高校では「総合的な探究の時間」において15の資質・能力を育成するための一貫したプログラムを実施しています。
SOCIAL CHANGE First 新入生のための探究活動入門編。アイディアの出し方やメンバーとの話し合いの仕方を学びます。 |
探究人インタビュー 仕事を通じてより良い社会を創ろうとするキラキラした大人の姿を見て、自分自身の未来予想図を描きます。 |
個人探究 成果発表会 3年次生が自分で課題を設定し、社会課題の解決に向けた道筋を探究します。 |
探究ポスターセッション 1,2年次生がグループで行った探究活動の成果を1枚のポスターにまとめ、聴衆とセッション形式のやり取りを繰り広げます。 |
札幌東陵高校の「総合的な探究の時間」イメージ
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「探究局」の設置
東陵高校では、「総合的な探究の時間」の授業だけでなく、更に探究を深めたいという生徒たちを集めて、放課後に「探究局」で活動しています。
自らの興味・関心を出発点として様々な情報や知識を集め、探究を深めていきます。ただ単に調べるだけではなく、現代社会を取り巻く複雑な社会課題に対して何ができるのか、探究を進めながら考えを深めていきます。
高校から興味関心に即した探究活動を行うことで、大学進学後の学問に対する意識が明確になったり、入試方法の1つである「総合型選抜」への準備が進んだりするなど、メリットも多くあります。
【「探究局」の活動 】
成果発表中間報告会 自分たちで進める探究活動が、学校外の大人たちにどのように映るのか、専門的な立場から何が不足しているのか、探究の途上での確認作業です。 探究内容に関わる分野の研究をしてる大学の先生を招き、探究活動の進み具合を報告します。専門的な視点から、今後の探究をどのように進めたら良いか、アドバイスをもらえます。 |
フィールドワーク/インタビュー 探究を深めていくときに、インターネット上の情報や書籍にあたっていくことは重要です。しかし、実際に体験してみたり、現場の生の声を聞いたり、自分たちで調査したりすることも大切です。 学校の中だけで完結する知識だけではなく、地域に飛び出して自分たちの足で情報を集めます。 |
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学校説明会 高校受験を考える中学生向けの学校説明会で、東陵の探究活動について話します。自分たちでプレゼンテーション用のスライドを作成し、中学生と保護者の前で堂々と発表します。 何の目的で、どのような力を身につけるのかについて、実際に探究活動をしている生徒たちの口から語られる内容は、非常に説得力があります。 |
プロジェクト成果発表会 1年間の探究活動の総まとめとなる成果発表会です。関連する分野の大学教授や地域住民の代表者としての連合町内会役員、区役所などの行政担当者など、多くの方々に観覧してもらった後、交流会を行います。 自分たちの住む地域をもっと元気にするための探究活動を地域の人たちと一緒に考えていきます。 |